亜鉛は植物体内でタンパク合成に関わる超重要な働きをするのだ!

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亜鉛
植物における亜鉛の働き!

亜鉛は非常に重要は働きを植物生体内で示します。
人間と同じように必須元素なのです!

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亜鉛

最近、人体内での亜鉛不足というのが顕著になってきているそうです。

しかし、現在家畜のえさに亜鉛が交ぜられているということもあり、また土壌内でも不足を引き起こすような元素ではないため、植物体内では不足がないだろう・・・と考えられている物質です。

家畜のえさに混ぜることで、生育が良くなるという研究結果があり、さらに糞尿の捨て場に困るため農業において積極的にその糞尿を使用しようという働きがあるため、逆に植物体内での過剰蓄積が心配されるような現状があります。

しかし、土壌がアルカリ性に傾いた場合は植物が吸収できない形に変化するため、土壌中に存在はするものの結果的に欠乏症状が出るということはあります。
また、リン酸を多量に施用した場合にも欠乏症状が見られるそうです。

植物にとっては微量元素ですが、その働きは重要なものがありますので、ご紹介していきます。

 

 

新葉

まずは、なんといって生育に直で関係してくる部分。見た目でもはっきりとわかる生長点について。

亜鉛は根から吸収された後、新しい茎や葉っぱなどの分裂組織で優先的に働きます。そのため、上記では不足することはないと記述しましたが、亜鉛が十分でない場合などは植物の新しい器官、特に新梢部などで症状が出ます。

しかし、この亜鉛欠乏による茎の伸長の抑制などは、実際のところよくわかってないそうです。茎の伸長などの作用が著しく低下した場合に、亜鉛において大きな落差があったため、どうやら亜鉛が原因らしい・・・ということはわかっているようです。

亜鉛が引き起こす要因としては、亜鉛が欠乏することで、植物ホルモンのひとつであるオーキシンの後の基になるトリプトファンという化合物の合成が阻害されるため、そのような現象が起きるのではないか・・・ということが考えられていますが、明確ではありません。

そのため、亜鉛ではない何か御要因で成長が阻害されている可能性もあります。土壌中などまだわかっていないことはたくさんありますからね。
 

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こうした作用もありますが、亜鉛が欠乏すると、植物における金属元素の欠乏による葉っぱが黄色に変色する反応も見られます。マグネシウムの欠乏による反応が有名なのですが、亜鉛の欠乏によっても引き起こされる場合があります。
 
 

タンパク質合成

亜鉛が植物体内で示す重要な働きというのは、まだあります。

 

亜鉛が欠乏すると、植物体内においてタンパク質の含量が低下し、一方でタンパク質の基であるアミノ酸が増加することが知られています。アミノ酸はタンパク質合成の基になるため、タンパク質の合成が止まったために、アミノ酸が増加したと見られます。

 

亜鉛はDNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼを通じて核酸の合成に関与しています。人間でも亜鉛が不足するとDNAの切断を招くという研究結果も出ています。生体の中枢である部分に関与しているのです。

そして、RNAの情報をもとに、亜鉛が高濃度含まれているリボソームがアミノ酸をくっつけてタンパク質を合成しています。

 

 

もはや植物の三大元素に匹敵しそうな重要な働きを示しています。笑
以上が植物における亜鉛の働き。

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