野菜のくずを食卓に?ベジブロスという新手法も!
野菜で捨てている部分ってあるじゃないですか。
そこに思わぬ栄養素が含まれていることを知っていましたか?
今回はそんな意外なところにある野菜を紹介します。
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今回は皮などに焦点を当てていますが、そういった部分を食酢時に気になるのが「農薬」。今は農薬を洗い流す薬剤なども販売されていますが、皮などの使うならば、基本的に農薬がかかっていないものを購入することをお勧めします。
そしてよく洗う!栄養素を摂取しようとしていながら、別の毒素を取り入れてしまったらもったいないので。汗
タマネギの皮
タマネギの皮って、食べるイメージありますか?笑
おそらく、ほとんどの人があの部分に栄養があるなんて思ってもいないでしょう。
だってペラペラだもの。笑
しかし、ここに豊富に含まれるケルセチンは、血圧を下げたり、血流の詰まりを防ぐとされているのです。高年齢になるほど気になる要素じゃないですか。
また、このケルセチンという成分は、ヒスタミンや他のアレルギー物質由来の炎症、例えば花粉症の症状を和らげる作用も期待でき、年々増加している花粉症の方には朗報です。
ケルセチンはリンゴやマンゴーなどにも多く含まれています。
でも、さすがにあの皮をバリバリ食べるのは何か違う・・・。笑
この食べ方にはひと工夫必要で、スープなどにその出汁を出してもらうなどがいいそうです。他のグザイと一緒に煮込み、最後には回収するということですね。
また、乾燥させてお茶として飲むこともいいとされています。
メロンの皮
メロンを野菜に含めていいのか・・・は少し議論が必要な部分かもしれませんが。笑
よくスイカの皮が体にいいからと漬物にしたりという話は聞きますよね。スイカの皮にもタマネギの皮同様、ケルセチンが大量に含まれています。
また、心臓、免疫系および循環系に有益とされている必須アミノ酸も多く含まれているそうです。
その点、メロンの皮はスイカ同様にアミノ酸を含み、さらに性機能障害にも効果が期待できるシトルリンも豊富に含まれている。
食べ方としては、ミキサーでフレッシュジュースを作る際に、実だけでなく皮も一緒に混ぜる方法などがいいと言われています。
果物や野菜の皮をそのまま食べるのは躊躇しますが、ミキサーでジュースを作る際に少し混ぜるという方法を色々なもので応用できそうですね。
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ブロッコリーの葉
ブロッコリーって家庭の食卓に出てくるときは小さく分けられているので、最近の若者は元のブロッコリーの状態を知らない人が多いかもしれません。
私の友人も最近一人暮らしを始めてブロッコリーの本当の姿を初めて見て、「デカい!」と驚いていました。笑
そんなブロッコリーさんですが、葉っぱがあるんですね。
ブロッコリーの葉は繊維が固く、可食部分である花蕾や茎に比べるとやや苦味もあるので、通常は廃棄されるため食卓にはまず上がりません。
しかし、この部分にはカロテノイドやビタミンA、ビタミンCなどが豊富に含まれているんです。食べる場合は、一緒に蒸してしまって食べられるそうです。
お手軽!
じゃがいも
じゃがいもの皮は、何となく剥いて食べる習慣がついています。
しかし、じゃがいもの皮には、実は中身よりはるかに多い鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB6およびビタミンCが含まれています。
鉄分なんかはじゃがいも全体に含まれる量を100%としたら、皮に90%含まれているんだとか。笑
あの薄い部分に・・・大したものです。
これは同様にサツマイモの皮にも言えることで、免疫系の調節に一役買うビタミンAやベータカロテンが大量に含まれています。
いも系は皮ごと食べるのが一番!
にんじん
じゃがいも同様、皮をむくのが習慣になっている人参。
しかし、人参の皮にも抗酸化物質、免疫力を高めるカロチンが多く含まれているそうです。
抗酸化物質は最近はやっているアンチエイジングにも効果があります。
ベジブロス
こういった普段切り捨てるような場所に栄養素が多く含まれている場合は結構多いのです。
でも、どうやって食べるか考えるのが面倒!という時は、栄養素が多いとされる切れ端や皮などをとっておき、いっぺんに水と少量のお酒で弱火でコトコトと煮出してスープを作るとよいです。
一般的にベジブロスと呼ばれているのですが、野菜の細胞内にあるファイトケミカルといわれる成分が、加熱することで細胞外へ溶け出す特徴を持っているため、栄養満点のスープが出来上がります。
このスープは、出汁として何にでも活躍できる万能調味料としても期待できます。生野菜ジュースよりも効率的に摂取できるそうですよ。
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