畝のメリットや効果!農業や家庭菜園で当たり前の存在!
これって当たり前になりすぎていて、その効果やメリットなどを忘れがちになっています。その効果がわかれば、畝立てを行うのも苦ではなくなるかも?笑
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畝というのは、作物を栽培する際に土を盛るあの列を成したものです。笑
なんとなく栽培する際には畝を立てますよね。
「だって家庭菜園の本にも書いてあるし・・・」
という感じで作業をする方がほとんどかと思いますが、あの畝を作っていく作業というのは結構きついもの。まずは畑全体を起こすところから始まり、それをさらに盛るだって・・・?となってしまいます。笑
しかし、その効果はなかなか納得できるものが並んでいます。笑
紹介していきます。
場所がわかる
こえは当たり前と言えば当たり前。笑
土が持ってある場所があればそこには何か植わっているのだな・・・とわかります。しかし、農業の場合は、種を植えた際にその場所というのは全く分からなくなってしまうのです。笑
そのため、「場所がわかる」というのは結構重要なポイントかと思います。
また、こうして場所を示すのは種を植える際にめちゃくちゃになってしまわないようにすることも可能になります。
正確な場所に植物を植える上で重要なポイントになります。
根が張るスペースの確保
畑を耕すというのは非常に大変な作業です。機械などを使用しない家庭菜園などでは本当に大変。しかし、耕して土を柔らかくして上げなければ植物の根は張りにくいです。
その点、畝を確保することで比較的楽に根を張るスペースを確保できるのですね。30cmを掘って耕し、30cmの盛り土をすれば深さ60cmのスペースが確保できるということになります。しかし深さ60cmの穴を掘るのは大変です。
こうした違いがあるのですね。
種がまきやすい
こうして持った土は空気を含んでふわっとしているため、種がまきやすいです。耕すのが甘く土が固い状態だと種を土に入れることさえも難しかったりもします。
栽培の計画が立てやすい
これは上記の「場所がわかる」と直結しますが、きちんと畝を立てて畑を仕切っていくと、どこに何を植えようか・・・と栽培の計画性が見えてきます。
畑に幅何十センチの畝を何本作れるかという計算を行うことで、毎年の栽培は非常に想像がしやすくなりますよね。
通路が確保できる
こうした計画は、畑に通路ができるという意味にもつながります。
畑において通路は収穫や植物をする際に非常に重要であり、そこを人が通ることで土が踏み固められてしまいます。
土が踏み固められることは、植物の根の張りにも影響してきますので明確に分けることはとても大切です。
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収穫が楽
畝によって植物が植えられる場所が高くなることで、収穫の際に腰を曲げたりするのが多少緩和される場合もあります。笑
モグラを避けやすい
こうした植物の植えられる場所が高いということは、地中のモグラなどの被害を避けやすい効果にもつながります。
排水が良くなる
平地にするよりも、畝を作ることで高さを確保した方が排水が良くなると言われています。なんとなく想像しやすいですよね。
平地ではなく高低差があることで、水がその場に留まるのではなく流れが生まれるのですね。
こうした効果が畝にはあるのです。
家庭菜園では、20~30cm程度の高さがあり、肩幅程度の幅をもった畝を作れればよいかと思います。しかし、カボチャのように幅を必要とする作物もありますので、種類によるのですが・・・。
また、畝は南北に伸ばすのが良いと言われています。その方が東西に伸ばすよりも日光のあたりが平均的になるためだそうです。
畝は農家では「ベッド」と言われる場合もあります。つまり植物が快適に暮らすための補助的な存在になるのですね。人間だってベッド環境は疲れの取れ具合やリラックスをする上で非常に重要。
自分の子供のベッド環境を整えてあげるというような気持で、植物が済みやすい環境を作ってあげてください。
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タグ:家庭菜園