玉子屋のビジネスモデルが面白い!驚異の廃棄率の低さは人の足で実現!

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会社勤めの方々は毎日お昼ごはんに悩んだりしますよね。

外食にするか、コンビニで済ますか・・・。

しかし、この両者に共通するのが非常に廃棄率が多い産業と言うことです。まあ、もっとも自分の昼ご飯について考える際に、購入先の廃棄率を考える人はいないかもしれませんが・・・。笑

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今回紹介したい企業は玉子屋という東京のオフィス街にある配達弁当屋さんです。

蒙古の企業のどこを紹介したいかわかるかと思うのですが、それが驚異の廃棄率の少なさです。

この大量生産大量消費を叫ばれている時代なのにもかかわらず、その廃棄率は脅威の0.1%!!!!!!!!!

廃棄が少ないということは、それだけ注文数と生産数が一致しているということです。こんなことあるのか・・・さぞや高度なコンピューターで徹底した管理を行っているのかと思いきやめちゃくちゃアナログ方式で行っているんです。

ではそんな玉子屋さんのビジネスモデルを紹介していきたいと思います。

 

 

廃棄率が0.1%

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コンビニなどの弁当を食べたことがある人は実に多いかと思いますが、このコンビニの弁当の廃棄率が平均3%と言われています。

私はコンビニでバイト経験がありますが、確かに平均したらそれくらいかもしれません。しかし、コンビニの場合は機会損失が非常に多いのも事実です。

おそらく3%以上の廃棄率を記録しているコンビニはこの機会損失を重要視した結果失敗した可能性が高いですね。笑

機会損失とは、よくコンビニに行って購入しようと思っていた商品が売り切れていることあるじゃないですか。せっかく購入意思があるのに商品が置いていない・・・。購入の機会が失われてしまったということです。

24時間営業でしかも学生などのバイトが商品の発注数を決めているコンビニがほとんどですから、このような結果になってもしょうがないのかなと感じます。

そんな中でも玉子屋の廃棄率の低さ。

加えて売り上げは15億円からグループ全体で90億円にまで成長を遂げています。

弁当の種類が1種類

その玉子屋を支えるシステムの一つが、弁当は1種類の身で日替わりということです。これによって、生産数だけ気にすればいいだけになります。どの商品がいくつでとやっていたらなかなかこの廃棄率の低さは難しいと思います。

その日の生産する弁当の種類は1種類ですが、日によって弁当は変わっていきますし、配達をするドライバーが顧客の欲しがっている弁当を調査しながら献立が検討されるため、飽きが来ないようになっています。

 

高い予測スキル

次に玉子屋が行っているのが、配達をするドライバー・・・要は現場と密接に関わっている人間が足を使って情報を集めることです。

玉子屋では繰り返し使用できる弁当箱を採用しており、午前中に弁当を届けるのと、午後に弁当を回収するのとで2回販売先に訪問します。

その際に顧客と情報交換を行い、食べ残しもチェックするという寸法。

 

そして、圧巻なのが自分が担当している販売先のデータを綿密に読み取り、次の日の発注数の予測を立てます。

例えば、雨の日で金曜日で月初めだから・・・○○個だな、と言った具合にです。

玉子屋は注文はその日の10時までと決まっており、そこで初めて生産数が確定する仕組みなのです。番組などで玉子屋が取り上げられた際にはドライバー達による予測が6万3100個に対し、実際の必要な生産数は6万3126個と寸分狂わない高度な予測数を出しています。

天気と時期だけならばコンピュータでも割り出せるのかもしれませんが、実際に足で稼いでいる情報というのはここに大きく反映しているのでしょう。

 

配達方法

3つ目の工夫は配達方法です。

先ほど10時までに注文を受けると記述しましたが、それまでは前日にドライバーたちが予測した数よりも少なめに見積もって弁当が製造されます。

もちろん全ての注文が確定してから弁当を作って積んで配達していては届けるのが夕方を過ぎてしまいますので、第1便は8時前には出発することになります。

そして、注文が確定しどのドライバーの車にどれだけの弁当が不足しているのかが判明します。

それを隣のエリアのドライバーが補い、となりのドライバーの不足分はその隣の隣のドライバーが補い・・・というように継ぎ足していき、会社に近いエリアのドライバーやどうしても回らなくなってしまうエリアに対して第2便が追加分の弁当を持って補充に行くという具合になっています。

 

 

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どうでしょうか。どこかに高度な技術が必要とされているでしょうか。このシステムは電話とドライバーがいれば完結します。

この時代に驚異の廃棄率の低さを実現する企業が、こうしたやり方をとっているというのは何か皮肉めいたものを感じるのは私だけでしょうか。

人間は技術を進化させ、何を求めているのか、忘れかけてしまいますね。汗

 

では、上記の説明では分かりにくいかと思いますので、玉子屋の配達システムを卵やの一日を負いながら簡単に説明します。

 

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午前2時:前日の予測数をもとに少なめの弁当の生産が開始されます。

午前4時:天気予報の変化から判断を変更し、生産数を調節。

午前7時半:配達車へ積み込み。第1便発車。

午前9時:注文受付開始

午前10時:注文受付終了。生産すべき数が確定。不足分の弁当を追加生産。

遠いエリアから順に不足分を連絡。現場では隣のエリアからの補充が繰り返されていき、同時並行で第2便発車。

全てのエリアに弁当が届けられる。

と言った具合です。

 

当サイトは農業に関する情報を届けているサイトなのですが、いろんなビジネスモデルを知ることは非常に勉強になると思い、こうした記事も作成しています。

実は農業の現場でも廃棄率は陰ながら問題になっています。自然を相手にしているために、なかなか種を植えたものが100%発芽して、発芽したものが全て正規品として割れや形の悪いものがない状況を作り出すのはほぼ無理です。

しかし、畑に棄てる野菜が3割から5割程度あるというのも悲しい事実。汗

 

 

玉子屋の廃棄率の0.1%というのも業界内では信じることが出来ないような驚くべき数字です。おそらく農業も何か突破口があるはず・・・。

ちょっと考えさせられる非常に面白いビジネスモデルでした!

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