太陽の力で雑草を撃退!太陽熱消毒で地温を高める!家庭菜園でも可能!

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taiyou
太陽の光で土壌を消毒して雑草や菌を対策するという方法があります。

その名も太陽熱消毒!

太陽熱処理、太陽熱マルチ殺草処理とも呼ばれます。

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太陽熱消毒

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この太陽を使用した雑草、菌対策は比較的最近発達した技術で、1976年の Katan et al. によって考案された方法です。薬も使用せずに自然である太陽の力で土壌を消毒できるというのは、非常に魅力的ですよね。

この方法は名前からわかる通り、太陽の熱を使って土壌を消毒するという方法です。どうやって太陽の熱によって地温を高めるかというと、透明なポチエチレンを使用します。こうすることで、地温から水分が蒸発するときに気化熱として熱を奪っていくのを防ぎ、保温させ地温を高めます。

 

45度以上の高温で8日間程度処理することで土壌内の有害菌は死滅すると言われています。雑草の種も死滅します。この際に気を付けるべき点は、地上部だけではなく、深度25cm程度までしっかり高温で処理されているかどうか、ということです。

当然ながら路地よりはハウスの方が温度が上昇しやすい為、処理は楽なのですが路地でも十分効果を発揮し実践されている農家はいます。

 

こうした土壌病原菌の駆除によって連作障害も避けることができるとも言われています。連載苦障害についてはこちらの記事を参照ください。

連作障害は土壌病害虫の防除によって解決すると考えているものが51%と半分を占め、土壌改良=土づくりによって回避できると考えいるものが29%あり、この両方で80%を達成します。

連作障害も結局、同じ場所に同じものを植えることで特定の品目における有害な病原菌が増えるために生じる生育障害です。そのため、太陽熱処理で対応できる範囲である、と考えることができるのです。

 

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不安点

IMG_01191http://jr.hakodate.jp/blog/wp-content/uploads/IMG_01191.jpg参照

 

この処理によって不安に感じるのが、植物にとって有用な菌や虫までも死滅してしまうのではないかという点です。

 

まず虫については、動けるため逃げるようです。

 

そして菌に関しては、植物病原体の多くが太陽熱消毒で対応できる温度帯で死滅するのに対して、有用な微生物は比較的高温でも生き残るということが研究で証明されているようです。

堆肥などを発行する際に活躍する菌たちも60度程度で生きられる微生物が多い為、おそらく太陽熱消毒の温度帯では十分対応ができるかと思います。

ただ、透明なポチエチレンで囲ってしまうことで空気も遮断しますので、嫌気性状態になります。その環境でずっと放置しておくというのはあまり好ましくありません。長くてもせいぜい2週間程度までと言われています。

 

高温で処理できるから簡単で楽と言ってもきちんと栽培計画をして、それに合わせて最短でかつ有効な時間を見定めて処理をするということが必要です。

 

嫌気性対策としては、ゼオライト、パーライト、バーミキュライトなどの通気性を上げるような資材を入れておくというのも有効な手段の一つのようです。

 

 

以上が太陽熱消毒。

自然の力を利用しており、雑草の被害拡大を防げるために有機農業などで非常に活躍してくれるかもしれません。

特に人参などは種をまいてからの発育が遅いです。そのために雑草が勢いを増して人参y利も生育がいいという状況をよく目にします。当然マルチなどをして対応をしてはいるのですが、人参を播種するための穴から雑草も出てくるのです。

全てを手作業で対応していたら、本当に何日もかかってしまいます。そして全部終わるころには最初に雑草を抜いた場所ですでに雑草が生えてきているという・・・。笑

是非、太陽熱処理を活用してください。

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