退職後、家庭菜園で直売所へ出荷し売ることになった体験談

 

家庭菜園。

実は家庭菜園は退職後に夫婦が「最もやるべき事」なのかもしれません。

夫は家でダラダラするだけではなく、生活に張りが出ますし、食費が浮きますし、栽培をする喜びや達成感で満たされることが出来ます。

しかも、場合によっては直売所に出荷をして販売をする事が出来るかも?

退職後に、社会復帰さえも出来るかもしれませんよ。

 

 

 

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家庭菜園ってどんなイメージでしょうか。

今は種や苗を気軽に入手できる環境が整い、農業の専門家以外にも野菜を育てることができるようになりました。

ただ、やっぱり野菜の世話には時間も労力も掛かるので、「時間を持て余しているリタイアした人や主婦がする暇つぶし」というイメージを持つ人が多いことも事実。

 

でも、家庭菜園って本当に遣り甲斐が持てる立派な趣味なんです。

 

だから、イメージだけに囚われず「何か始めたいな」と感じている人すべてにおススメしたい。

そこで、家庭菜園を通して単なる暇つぶしから立派に社会復帰を果たしたご夫婦のお話を紹介します。

 

 

 

 

家庭菜園の体験談

Gさんは地元の役所に勤める公務員でした。

ずっと残業もなく、きっちりと帰宅する規則正しい生活です。

子供が成長し独り立ちするようになり一緒に過ごすことがなくなりました。

そこで、奥さんと二人で庭の隅で野菜でも育てようと相談しました。

 

実はGさんの実家が農家だったのです。

現在でも多くの農家の人達は主たる収入源となる農作物以外に、家族が食べる分くらいの野菜を自家栽培しているケースがほとんど。

Gさんの実家もそのようにしていたので、なんとなく作物を育てる知識のベースとなるものがありました。

 

そのため、あまり深く考えることなく始められたことも良かったのだと思います。

さっそく実家でナスとキュウリの苗を貰い、庭の隅を耕して即席の畑を作りました。

幸いにもGさんは仕事はあっても朝の水やりや夕方の世話などの時間創出には困らなかったので、その年はきちんとしたナスとキュウリをひと月間ほど堪能しました。

手間はかかったけれども、それを自分の手で収穫し、食べるのは格別。

そこで冬の間に庭づくりに精を出し、家庭菜園で使えるスペースを増やしたのです。

野菜作りは大した知識が無くても何とかなりますが、Gさんは元々勉強家だったこともあり、野菜作りのための雑誌を買い、ネットで調べて知識をどんどんと増やしていきました。

 

 

 

そして臨んだ2年目。

キュウリとナス以外にミニトマト、ニラ、ジャガイモなどが畑に登場したのです。

野菜を育てようとすると作物に虫がつきます。

そのために消毒したほうがいいのか。

でも無農薬にも興味がある。

 

たかが家庭菜園でも手間は無尽で考えたり学ばなければならないこともたくさん出てきて、決して楽なことはないのです。

ただ、Gさんの場合にはそういった学びも楽しく、仕事場で同じく家庭菜園に精を出す同僚との語らいも今までにない充実感をもたらしてくれました。

折に触れ、「家庭菜園は奥が深い」と感じたのです。

ご近所さんとの野菜の交換も楽しかったようです。

家庭菜園は収穫をあまりコントロールできません。

思った以上に豊作になったら、食べきれないことも多々あります。

そうするとご近所さんに食べてもらおうとお裾分けし、お礼にそれ以外の野菜を貰ったりと地域での交流もずいぶんと増えました。

 

そのうちに「うちも家庭菜園を始めたい」という若葉マークの人から教えを請われる立場となり、益々家庭菜園が楽しいものとなっていったのです。

 

 

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家庭菜園で料理の楽しさへ

その後、Gさんは定年を迎えました。

でも野菜作りがあるので、家で粗大ごみ扱いされることもなく、実は次なるトライアルを思いついたのです。

 

それは料理でした。

 

それまで野菜作りはしていたものの、調理担当は奥さんと決まっていました。

ある日、奥さんが不在の時におかずを足そうとキュウリを薄切りにして塩で揉んだところ、その美味しさに仰天。

自分の作った野菜を自分で調理して味わう喜びに目覚めました。

 

それからしばらくはサラダや浅漬け程度の簡単なものばかりに挑戦していましたが、だんだんと物足りなくなったのです。

そこで奥さんに教えてもらったのが、肉じゃが。

 

 

ほっこりとした食感と旨味は今までにない幸福感をもたらしてくれました。

土壌を耕し、苗を植え、世話をし、実のなるワクワク感を味わい、そして収穫。

それに加えて、今では調理をして味わう楽しみまで加わったのです。

定年後であるにも拘らず、Gさんの生活は張り合いに満ちたものになりました。

 

 

家庭菜園から直売所へ販売

Gさんの畑はどんどんと進化して、自分の家だけでは消費できないようになってしまいました。

ご近所もGさんに感化されて家庭菜園を始めた家が多く、お裾分けが難しくなったこともあります。

そこでGさんはご近所さんに声を掛けて、近所の農産物の直売所に卸すことにしました。

出品料が掛かりますが、これはみんなで割り勘。

それぞれが出品できる量を割り振り、収穫ができなかった時には他の人が余分に出品したりする助け合いビジネスです。

 

Gさんグループの目玉は価格にありました。

 

やはり素人が作る野菜のなので不揃いが前提。

味は良いのですが、アピール力に欠けるので価格を抑える作戦です。

それが功を奏し、毎日完売。

野菜は鮮度が落ちると困るので、売り切ることを目標にしたことが結果となって現れました。

 

 

最初はなんとなく始めた家庭菜園が、自身に多くの喜びを与え、ご近所との交流を深め、小さな社会復帰も大成功。

Gさんにとって家庭菜園は文字通り生き甲斐となっています。

こんなふうにリタイアしてからもやりたいことがあり、張り合いが持てたら理想的ですね。

 

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そんなふうに毎日をシフトチェンジしたい人にも家庭菜園は有効的なのです。

 

 

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