【PC農法】科学技術を使って植物と対話?ここまできたか農業技術!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PC
PC農法をご存知でしょうか?

最も科学的であり、それゆえに誰でも行える農法かもしれません。
長年の勘をどのように科学で埋めていくのか・・・。

ご紹介します。

スポンサーリンク

 

PC農法

「PC農法」とは言葉を話さない植物と対話しながら栽培する方法です。

こんなうたい文句があります。笑
これだけ見て、「あ、この農法、何か危ない・・・」と感じたあなた。引き返さないでください。笑

そんなに危なくない農法です。っていうかこの謳い文句、危険な香りがするからやめた方がいい気がするが。汗

 

実はPC農法はPCキットと呼ばれる独自の測定器や糖度計、pHメーター、ECメーター、O.R.Pメーター等の分析機器を使って、リアルタイムで作物の生育をコントロールしながら栽培をしていく農法です。

まずは、栽培予定圃場の分析を行います。永年の分析統計から開発したピーシーセンターによって圃場の分析を行い、その圃場の数値カルテを作成します。

圃場には癖や特徴、土壌の質などがそれぞれ違いますからね。こうして得られたデータから栽培したい作物のデータを照合し、土壌改良計画及び施肥設計を行います。

そこでやっと上記に記載したような植物に対する分析機器を使用しながらリアルタイムで作物の生育をコントロールしていきます。

このように様々な分析機器を使用することで、植物がなにを欲しているかが手に取る用意分かるため、上記のような危険な謳い文句になるのです。笑

まあ、そう言いたくなるような気持ちはわかりますが。笑

 

 

PC農法の診断システム

植物の栽培条件で、管理を行う必要がある項目を以下のように紹介しています。

  • 光の管理
  • 温度管理
  • 空気の管理
  • 水分管理
  • 栄養分管理
  • 有害因子の対策

この中でも、特に重要視する項目について紹介していきます。

 

光の管理

光合成では、太陽エネルギーを利用して根から吸った養分、葉から吸収した二酸化炭素から糖などの炭水化物を合成します。

そのため、光合成が十分かどうかは「糖」を計測すればいいと考えられます。PC農法では、一日で最も糖度が高くなる時間帯と低くなる時間帯を調べ、何ルックスの日照量が必要なのかと比較して、足りない場合はそれに応じた策を講じ、十分な日照量を満たせば一定以上の品質を保ったものが栽培できるということです。

 

スポンサーリンク



 

温度の管理

PC農法では温度を気温、地温、葉温で計測しています。
この温度管理は、光合成に最適な温度、光合成が最も促進される温度などを把握することが可能になります。

過去のデータなどから、老葉、成葉、幼葉の糖度の違いから夜の温度が最適なのかどうかなどが判断できるようになっているそうです。

最適な生育環境が整っていないとわかったら、夜は少し暖房を入れてやろうとか、逆に遅い時間までビニールをめくってやろうとか判断がつくのですね。

現場ではかなり経験値にのっとった判断で作物に対する温度管理を行っているため、こうした判断基準があれば、熟練した経験値がなくても行えますよね。農業の敷居が低くなるように思います。

 

水分の管理

水分の管理はその圃場によっても違うため、十分に検討が必要だそうです。
確かに水はけが良い土地、悪い土地というのはありますよね。作物によって最適な水分量というのはりますが、まずはその土地の状況を把握するところから管理が始まります。

作物の最適な水分量かどうかは、その作物の成長点を切って水滴が垂れる時間を調べるか、果実の頭部、腹部、尻部の糖度を測定することで、その糖度の差から判断ができるようです。

 

 

肥料の管理

肥料の施肥管理は他の農法でも行われていることが多いですよね。しかし、多くの場合土壌分析から施肥設計を立てる場合が多いかと思います。

PC農法では、植物の分析を行い窒素、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウムがバランス良く吸収されているがどうかを判断し、不足分、多い分があれば土壌の分析を行い施肥の設計を行います。

 

 

以上がPC農法。
今の時代は、こうした農法の方がマッチする可能性が高いですね。長年の勘で培われたものを引き継ごうと思ってもなかなか難しいものがあります。

しかし、データで管理されて目標値がある場合はそこに向けて適切に必要なものを必要な分だけ与えればよいと直感的に理解できるため、理解がしやすいですね。

欠点と言えば、データの目標値を目指しているため、どこでも同じような野菜ができてしまうということですね。

この農法で農業の基礎を理解し、そこから独自の農法へ派生していくというのが最も理想的な形かもしれません。

Sponsor link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ