みかん農家が書いた農薬についての文章が何か怖い件

 

如何に現存する農家が農薬に疑問を持っていないのか。

この記事を読んでいただければ、その一端が垣間見えると思います。

今回は知り合いのみかん農家さんからいただいた文章を紹介します。

消費者である皆さんはこの文章を読んでどう思うのか、気になりますね・・・(;´Д`)

 

 

 

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Mさんの体験談

自分はあまり広くはないのですが、ミカン畑を持っておりそこで栽培したミカンを農協が経営している共撰にも出荷して、日々の生活費の足しにしています。

言わずもがな、農業というものは簡単ではありません。こと、ミカン栽培に関しては、初期に求められる投資と5月から8月まで毎月行う、消毒が大変です。

ミカンを本格的に栽培するためには、それなりの広さのある土地が必要不可欠なのです。

その土地に植えるミカンの木も、十分な収穫を期待できるほどに育つまでは数年を要しますし、本当に気長な事前準備が重要になります。

 

また、日々の仕事の中で何が大変かというと、農協にて奨励されている農薬を購入して水に溶かして、それをタンクに入れた上で機械により散布するのですが、とにかく農薬が高いのです。

ミカン栽培において、最も費用が掛かるのはこの消毒だと言っても過言ではありません。

 

それらは毎回複数の種類を混ぜて散布する必要がありますので、ただでさえ高い農薬を複数購入することになり、余計に費用が掛かってしまいます。

もしもこの時に農薬をケチって消毒をおろそかにしてしまえば、それらの付けは自分に帰ってきます。

成長したミカンの果実は、消毒を施した果実と比べて明らかに汚く不格好で、共撰にてほとんど値段が付かなくなってしまうのです。

それゆえに、どれだけもったいなく思っても、消毒を辞めたり費用をケチることが出来ないのです。

 

また何よりも、消毒という行為自体が肉体的にも精神的にも大変ハードです。

消毒に利用する農薬は、人間にとっては毒にもなるようなものですので、安全のためにごついレインコートとマスク、ゴーグル、ゴム手袋に長靴を着用して散布を行います。

考えてみて下さい、もしもそれらを着用した状態で7月8月の炎天下の下で作業を続けると、どうなってしまうのかを。

消毒を行っている最中から、酷い立ち眩みがして、太陽に対する殺意がわいてくると思います。

全身から噴き出す汗によって身にまとった衣服の下は水に飛び込んだかのようなびしょ濡れの状態になってしまいます。

しかしそれらはただの水ではありません、汗なのです。

少しでも嗅覚が働いてしまえば、鼻の曲がるような悪臭が襲ってくるのです。

 

自分は7月8月になると、暑さを紛らわせるために、朝5時起きて消毒を行っていますが、その時間帯に起きるという行為自体も大変な苦痛となっております。

何よりも天候の関係などで8月に午後から消毒を行った際には熱中症になってしまい、本当に命の危機を感じてしまいました。

また消毒を行っているときに起きてしまうハプニングで、最も悔しいものは雨です。

農薬を散布したとしてもそれが定着するには数時間が必要です。

もしもそれを待たずして雨が降ってしまえば、暑い中に必死で消毒を行った苦労が全て、文字通りの意味で水の泡となってしまうのです。

その時の悔しさは筆舌にしがたいものがあります。

5月から8月にかけての4か月間はずっとそういったリスクを伴ったうえでの仕事となりますので、雨の情報が入るだけでとても気が張ってしまいます。

 

 

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とても大変なことは多いですが、その分やりがいもあります。

美味いミカンをつくることが出来れば、それは直接の収入となって自分に返ってきますし、友人などに送る際にも非常に喜ばれます。

ミカンというものは、存外に人気があるようでして、本当にこれまで送って喜ばない人はいないほどでした。

そういった人達の反応や、直接的な利益はミカン栽培を続けていく上で大きな励みになります。

 

また、種類にもよりますが主な収穫時期である9月から12月にかけての間、ミカンを全く途切れることなく、ごく自然な感覚でずっと食べ続けることが出来るのも、ミカン栽培のおすすめできる点です。

ただ、出荷に関しては農協が経営している共撰との兼ね合いも大きいので、なかなか難しいところです。

共撰はいつまでの間にどの種類のミカンをどれだけ出荷してほしいと言ってくるのですが、その時期が自分のミカンの状態とかぶらないこともあるのです。

共撰を利用することで、煩雑なミカンの売買の手間を大きく省くことが出来、非常にありがたいのですが、そういったところが煩わしいです。

 

また、農協にモノ申したいことがあるとするならば、もう少し農薬の値段を下げてほしいということです。

あちらにも商売があるのはわかりますが、それでもほかに購入する状態があまりない独占に近い状態となっていますので、もう少し値段面で工面していただきたいです。

何と言っても農薬がなければ、ミカンを出荷することも出来なくなってしまいますので。

ただ、それと同時にミカンのみならず農業に関する様々なノウハウを教えてくれるのも農協です。そういった面では非常に頼りにしているのも事実です。

ミカン栽培を本格的に行っていくためにはやはり、農協との関係を上手く利用していくことが、必要不可欠であると思っています。

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これが片手間のみかん農家が書いた文章です。

もはや農薬を使うことに何ら疑問を抱いていないことが分かるでしょうか。

みかんと言えども農薬を使用せずに栽培している事例は今の世の中でも存在します。

ただし、相当の目利きが出来るようにならなければ肥料を与えたりする作業や日当たり調整など、樹の世話がきちんとできないようです。

でも、それでこそプロという印象を受けるのは僕だけでしょうか。

 

その目利きが面倒だから・・・全員に出来ることではないから・・・と勝手に決めつけて一斉に農薬を撒くことによって解決を図ろうとしている今の農業に疑問を感じざるを得ません。

確かに農薬と化学肥料による栽培技術の革命は、たくさんの飢餓を救いました。

それは、確かにその時代には必要な技術だったと思います。

 

しかし、今の時代はどうでしょう。

食があふれ・・・自給率が40%を切っていると言われている日本でさえ、畑に捨てられている野菜も含めると・・・おそらく供給量と同じくらいの食糧が捨てられています。

これは異常事態です。

足りねえ、足りねえ・・・と言いながらものすごい量の食糧を捨ててるんです。

何をしたいのでしょうか・・・(;´Д`)

 

もちろん今でも農薬が必要な場面というのは実際に存在すると思います。

異常な不作だったり、異常な気象が続いたりした場合です。

ただ、そういった事例も農薬などの不自然物を大地に使用することで現れる事象も少なからずあるとは思いますが・・・それでも食べなければ生命を維持できない人間を支えてくれる技術としてフィーチャーされる場面はあるでしょう。

 

しかし、農薬ありきになり、農家は機械に乗るだけの人種に成り下がるのはどうかとおもうんですよね・・・。

 

確かに農業と真正面に向き合うと体がぼろぼろになります。

体に一部分に大きな負荷がかかることが多く、腱鞘炎や節々を傷めたり、骨が曲がったり・・・。

何事も専門的な仕事になってしまうと毎日同じ部分を酷使する為、体に大きな負荷をかけてしまうことは避けられません。

機械化、ロボット化は、その一端を徐々に緩和してくれる技術に他なりません。

決して自然を壊すために、自然に負荷をかけるために利用されてはいけないと思います。

 

 

農家はかつての努力を一切放棄し、農協が言うとおりに栽培して出荷をします。

農協は出荷物を全て一色単に混ぜ合わせ、全国へと発送します。

その単一作業が、何の疑問も抱かない農家と消費者を育成し、今の世の中が形成されています。

 

 

ちなみに・・・

先ほどちらっと話題に出てきた農薬を使用しないみかん農家は、

400gのみかんを使用して180mlのジュースを自社で作り1,080 円(税込)という高値で販売しています。

高級ホテルも取り扱うようになり、すっかり懐はホッカホカのようです。笑

「谷井ファーム」で検索をすると出てきますよ!^^

 

さて、

農薬にお金を使い、自分の命の危険性と隣り合わせで栽培するのか

それとも自然があるべき姿で生育することにお金を使い、命を育み、人に絶対的に安全で美味しいものを提供するのか

どっちが良いのでしょうか。

 

消費者のあり方が問われています。

 

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あなたが何を選択するかによって、未来が変わることを忘れないでください。

 

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