有機農法が頭打ちになる原因とその対処法とは?

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有機農法

有機農法というと、体にも良くて環境にもよいため、最もいい方法のような気がしてきますが、実はその過信が引き起こす事態もあるのです。

今回は、有機農法の過信が引き起こす頭打ちの現象を紹介します。

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頭打ち現象

 

化成栽培から有機栽培に切り替えた当初は収量や品質など素晴らしい出来に仕上がり、周囲からの尊敬を獲得するということがよくあるそうです。

しかし、そういった右肩上がりの成績は4,5年でストップしていくことが多いのです。これが有機農法の頭打ちの現象です。

こういった現象はなぜ引き起るのでしょうか・・・?
この現象に陥った場合、何が原因か特定できるまで、いろんな試行錯誤をする日々が続きます。そこには資金も投入されるでしょうし、時間も投入されます。

農業は試験的に試す場合でも、その結果がわかるのが半年、一年先というのが当たり前です。そのため、一度こういった現象のドツボにはまってしまうと抜け出すのが非常に大変です。

 

 

過信によるミネラルの不足

このような状態に陥るのは、ミネラルが不足しているためという理由が多いそうです。

有機農法というのは、たいていぼかし肥料が使用されます。有機物を発行して出来るものです。窒素の供給におおきな力を発揮すると言われており、実際窒素を植物に供給する形が一般的な肥料よりも効率がいいと言われています。

というのも、植物が無機態窒素を吸収した場合、窒素→アミノ酸→たんぱく質というふうに植物の体内で変化をしていきます。しかし、良質なぼかし肥料の場合、有機態窒素として植物が吸収するため、窒素を吸収してアミノ酸へ変化させるというプロセスを省くことができます。

これは植物内のエネルギーの消費も少なくて済むし、効率の良い吸収と変換が行われることになります。

そういった働きがあるのは事実のため、環境に良くてさらに植物の吸収において効率がいいということで、過信をしてしまいがちになってしまいます。

 

しかし、このぼかしだけでは、植物の成長に十分な補給ができるわけではないのです。
こちらの記事で、各ミネラルが植物内でどのように働くのか紹介しています。

 

これを見てもらえればわかるのですが、三大要素として考えられている「窒素・リン・カリ」以外の要素も植物内で重要な働きを示していることがわかります。

そのため、有機農法を過信してしまっている場合、こういったその他のミネラルが不足してしまい、収量や生育が頭打ちになってしまうという現象が起きるのですね。

 

 

土壌分析

こういった頭打ち現象を回避するためにも、土壌分析を行い、土壌の状態を確認し、何の要素が不足しているのかを明確に行い、対処をする必要があります。

最近では、結構はやってきており導入している農家も増えてきているそうです。それまでは、農家の長年の経験と知恵で肥料の散布が行われていたため、それを口で教えて継承させるというのは非常に困難な状況でした。

現場で体験して、長い時間をかけて培われるものであるため、口で言われても全くピンとこないですよね。汗

酸性度(pH)の診断や電気伝導度の測定による土壌の肥沃度(EC)診断などがあり、これをもとに、生育が悪い原因や、病気が蔓延している原因が特定でき、改善をした事例も数多くあり、今後の農業には欠かせない技術かと思います。

 

以上で、今回の記事を終了したいと思います!

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