植物のマグネシウムの働きは重要!苦土は土壌改良だけではない!

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植物の肥料として「苦土」というのをよく聞きますよね。しかし、これってよくわからない感じ・・・。笑

私は「ああ・・・苦土ね、苦土苦土・・・、大事だよね」なんて適当に返したりもしましたが、ここできちんと学ぼうと思い、調べてみました。笑

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苦土

 

苦土とは一般的にマグネシウムが含まれているものを指します。
良く使用されるのが「苦土石灰」。

これは土壌改良剤としてよく使用されます。土壌改良剤というのは、土壌のphを整えてあげる資材のことです。土壌のphというのは、中性が良いと言われています。

 

目安としては以下のような感じです。

PH4.5~5.5:ジャガイモ、スイカ
PH5.5~6.0:パセリ、トウモロコシ、インゲン豆、サツマイモ
PH5.5~6.5:キュウリ、なす、トマト、人参、エンドウ豆、キャベツ、白菜、ブロッコリー、セロリ、レタス、メロン
PH6.0~7.0:アスパラ、ゴボウ、タマネギ、唐辛子、ほうれん草

 

phが7で中性ですから、やはり中性付近に多くのメジャーな野菜が分布していることがわかります。酸性やアルカリ性が適しているという野菜などももちろんあります。一般的には酸性よりかはアルカリ性を好む方が多いと言われています。

 

日本の土壌は、こちらの記事でも触れましたが、強い酸性の土壌が多いです。

 

そのため、肥料として散布しているリン酸が植物が吸収できないような形に変化してしまうことが多く、効率の良い吸収ができていないと言われています。

そういった面でも賛成に傾いた土壌というのは厄介ですね。そのため、「苦土石灰」を投入することで土壌を中世に近づけてやろうということです。

 
 

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マグネシウム

 

しかし、そういった土壌改良としても苦土は重要ですが、マグネシウムの植物体内の働きも重要なのです。というのも、あの葉緑体を構成している元素なのですね。

クロロフィル

 

葉緑体は、みなさん一度は聞いたことがあるでしょう。聞いたことがなくとも「光合成」は聞いたことがりますよね。葉緑体はその光合成を行うもので、植物にとって非常に重要な役割を担います。

葉緑体が行う光合成によって、植物は自身をまかなうエネルギーを作り出しているためです。

また、マグネシウムは酵素の成分でもあり、糖やリン酸の代謝に関与し、糖度を増すことで食味の向上にも一役買っています。

さらに、リン酸と苦土は植物体内を供に移動するため、施肥をする際にリン酸と苦土をともに施すとリン酸の吸収が促進するということも言われています。

 

最近では、苦土を施用すると、作物が根からだす根酸が増えることで土の有害物質から根を守る働きもあるということがわかったそうで、ますます植物における重要な要素であるという位置付けになったと言えるでしょう。

 

植物を構成する要素と言えば「窒素・リン酸・カリ」が超有名ですが、こういった元素も非常に重要な働きをしているのです。

有機農法や自然農法では、植物の生命力や、有機肥料、堆肥などの働きを過信することで、こういったマグネシウムなどのミネラルをミ見過ごしがちになってしまい、収量や生育が頭打ちになってしまう現象もみられるそうです。

それほど重要な働きをしていると言えるのですね。

 

こうした働きが見られる苦土。
有機たい肥や肥料では、なかなか土に投入することが難しい要素なため、こういったミネラルを補給して上げることができる資材の投入も検討した方がよさそうです。

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