農業での酵母の活躍!家庭菜園でも利用可能!採取・培養も簡単!

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酵母菌
土における微生物の働きというのは、かなりその重要性が認知されてきています。

今回はその中でも酵母について紹介していきます。

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酵母

酵母は、アルコール発酵をすることで知られています。ビール酵母などは最近ものすごく流行っています。この発酵をすることで、糖をアルコールと炭酸ガスに分解します。お酒だけではなく、醤油や味噌の醸造にも活用されています。

そうした食品の分野で活躍が多く、身近に感じますが実は我々の体の中にも存在します。小腸は消化吸収を行う機関として一般的に知られていますが、そのような機能を行う上で腸内細菌は欠かせない存在になっています。その一つが酵母菌なのですね。

 

 

農業における酵母

そのように、我々の生活に密接にかかわる働きを見せる酵母菌ですが、農業においても非常に重要な働きをしてくれるのです。

農業で活用される主な微生物は、納豆菌などが上げられます。納豆菌は好気性という酸素を活用する菌であるのに対して、酵母菌は酸素を活用しないで有機物を分解する嫌気性菌です。

そのため、分解する速度というのは、納豆菌などに劣るのですが、エネルギーのロスが少なく歩留まりの良い分解を行ってくれます。同時に、嫌気的の状況下では有機物は腐敗しやすいのですが、それを防いでくれる活躍も見ることができます。

 

 

また、酵母菌は微生物の中でも増殖率は非常に高いことが知られています。酵母液抽出液には細胞分裂を促進させる作用があります。そのため、酵母菌がきちんと働くような資材を作ることが出来れば、作物の生育には確実にプラスになることが期待できます。

 

農業における酵母は堆肥作りなどにも非常に重要な働きをしてくれます。
農業で活用する堆肥は主に窒素源の供給と活発な微生物の供給、また土壌中で微生物が十分働けるようにするための餌の供給などが目的としてあげられるかと思います。

堆肥を発酵させて有機態の窒素を作るのには微生物は欠かせません。まず、それほど高い温度帯では活躍できない糸状菌が、炭水化物を糖に変換してくれます。酵母はその糖を分解してアミノ酸を作り出します。

アミノ酸は、植物体内で無機態窒素と炭水化物を合成して作り出すもの。そのため、土壌で植物が吸収しやすいようなアミノ酸を作り出せれば植物にとって大いに役立つことになります。

 

また、活発な状態の酵母を土壌に投入できれば、土をフカフカにしてくれる作用もあります。酵母を使用して、パンをフカフカに発酵させますよね?あんなイメージです。パンの場合、パンが膨らむのは小麦粉に閉じ込められた酵母が糖分を食べて二酸化炭素だすため、空気を含んだふわふわな仕上がりになります。

 

土の中でも炭酸ガスを発生させることで空気を含んだ土壌が出来上がります。土壌の理想的な比率は固相:液相:気相=4:3:3なのですね。また活発な微生物が土壌内で働てくれることで、腐植が作られます。

 

 

そうして、水分を含んだ土が出来上がり、土の団粒化構造が進み、フカフカの土ができるということです。

 

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酵母の培養

こうした働きが期待できる酵母は、実は自分でも培養ができるのです。

酵母は、酒粕やアケビ、桑などの野生化実に多く含まれていると言われています。それらと当分、そして大豆などの煮汁と言ったタンパク源を入れてあげれば培養が可能なのです。酵母は常温でよく働くため比較的培養がしやすいです。

ネット上で見つかった酵母の採取と培養などは以下のようなものがありました。

 

ご飯から

http://www15.ocn.ne.jp/~daisuki/wakuwaku/syoku-bunnka/kikaku-menue/tuti/tuti-koubo/tuti-koubo.htm参考

材料は

  • 固めのご飯1杯
  • 砂糖少々、塩少々
  • 小麦粉少々

小麦粉以外を、ぬるま湯に混ぜてかきまぜ、そこに小麦粉を少しずつ加えていきます。
そして、酵母菌を作っている量の2倍の土を用意して、乾燥させておきます。

酵母は夏なら15時間くらい、冬なら、1,2日程度置いておきます。
さらに軽くかき混ぜて、蓋をして2~3日寝かせます。

土と酵母を混ぜ合わせて約1週間後寝かせると、菌が活躍している様子が確認でき、良い堆肥ができていきます。

 

とぎ汁から

材料は

  • 米のとぎ汁 バケツ半分くらい
  • イースト菌 スプーン1杯
  • 塩 スプーン1杯
  • その他 納豆容器・ヨーグルト容器のすすぎ水、ジャム容器のすすぎ水など

フタのできる容器に材料を入れて混ぜ、一日一回混ぜます。
3日~1週間ほどで、発酵が進んでいる感じがわかります。こうしてできた液を液肥として散布したりすることができるようになります。

市販されているEM1などと米のとぎ汁を合わせて物もいいようですね。EM1は、好気性と嫌気性の微生物を複合培養したものです。米のとぎ汁などを作物に直接投与したりする場合もあるそうですが、なんの菌が働くかわからないため、培養やこうした微生物を投与してやることで、方向性をつけてあげることが必要の用です。

EM1500ml 1,048円+税 、1L 2,000円+税 、10L 19,000円+税 で販売されています。

 

以上が酵母菌の紹介です。
農業でも活躍してくれる酵母菌。
家庭菜園でも十分に活躍が期待できます!

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