家庭菜園での肥料のポイント!何を目的にするかで選択は変わる!

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施肥
家庭菜園において、悩ましいのが肥料。
これ、実はその働きなどを明確に分けている農家なども意外と少なく、とりあえず投入・・・という感じで入れている人が多くいます。

しかし、どうせ入れるからには、どんな肥料を入れようか選択できるようになった方が楽しいですよね。

今回はそんな時に役立つ情報を紹介します。

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植物を栽培する際において、肥料は欠かせない存在になっています。

木村秋則さんが広く認知させた自然農法では、農薬も肥料も投与せずに自然のサイクルを元に戻して上げることで、素晴らしい野菜を栽培するという方法です。

 

しかし、自然農法で栽培が行えるようになるには非常に多くの苦労が付きまとうでしょう。家庭菜園でしたら、生活のために行なっている仕事ではないし、面積が小さい為挑戦してみるのも一つの方法ですが、肥料を投与して栽培している方が多いでしょう。

 

 

肥料を投与する際に、まず知らなければいけないことは、土と植物です。

良い野菜を栽培するには、土は団粒化構造をつくるのが最適と言われています。土が砂漠のような砂地ではなく、ある程度まとまった塊になって水分・栄養・空気を保持するようになり土の中が微生物の働きによって活性化し、植物の根が住みやすくなります。

 

また、植物の栄養素として知られているのはリン・窒素・カリです。
この三大要素は植物を形作るうえで非常に重要な元素になります。しかし、微量元素と言われるようなマグネシウムや、カルシウム、マンガンなども非常に重要な働きを行っています。

詳しくはカテゴリ「植物の仕組み」をご覧になっていただければよいかと思います。

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このように、植物を栽培する際には土と植物について知らなければいけません。そのうえで与える肥料は何に対してどのような目的で施肥するのかという目的を明確にするうえで行うべきなのです。

 

有機肥料

有機肥料
その中で、有機肥料というものは土づくりに対して効果が期待できるものです。上記のような団粒化構造を促進させ植物が住みやすい環境を作ります。

有機物を土壌に投入することで、微生物が分解を促進し、土壌内に腐植の形成を促し団粒化構造を促進します。

同時に植物に対しても栄養素として働きます。しかし、微生物が分解を行ってから植物が吸収するため、即効性という面ではあまり期待はできません。

そのため、播種をする2から3週前に元肥として土に投入するのが良いと言われていますね。追肥を行う場合に使用しても、もちろんいいのですが、早め早めの対応が出来る方が理想的ですね。

 

葉面散布

葉面散布

 

葉面散布は、植物の葉に栄養素が入っている液肥を散布するという方法。根からしか栄養素を吸収できないと言われていた植物ですが、葉からもどうやら吸収しているらしい・・・ということがわかり、農業の現場では一般的に行われている手法です。

そのため、即効性という面において期待できるのが葉面散布。有機で行いたい場合は追肥は葉面散布で行うのもいいかもしれません。ただ化学肥料が多く、有機の液肥は少ないかも・・・?

しかし、液肥でしのいでも土の中に栄養素が不足しているということには変わりありませんので、土に対する追肥も同時に行うのが良いでしょう。

 

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化学肥料

化学肥料

 

化学肥料は、有機肥料とは対照的に、植物の栄養素のための肥料です。植物が体内で必要としている栄養素を化学的に合成したもので構成されており、植物に対して即効性が期待できます。そのため追肥にもいいですね。

 

 

以上のように違いがあります。化学肥料は人工的に合成されたものを土中に入れたくないという方も多いでしょう。しかし、液肥なども化学肥料が圧倒的に多い為、有機肥料との併用が最も栽培はしやすいでしょう。

有機肥料で土づくりを行いながら、化学肥料で植物の栄養素を供給してあげるといった具合です。

どうしても有機で行いたい場合は種を固定種にしてあげるというのもいいかもしれません。そして立派に育ったものから種を採って、毎年そうした循環を行うことでその土地に合ったものが選抜淘汰されていきます。

植物本来の力を借りるということですね。そしてしぶとく土壌を改良し、有機肥料で追肥を行ってあげればまた一風変わった家庭菜園を行えるかもしれません。固定種は家庭菜園には非常に向いておりますので、是非ご検討を!笑

 

 

土壌改良剤

他にも土に投与する肥料として苦土や石灰などがありますよね。ああいったものは普通の肥料では行えないような土壌のpHを調整してくれたり、植物が必要な微量元素を供給してくれたりします。

微量元素については上記の「植物の仕組み」カテゴリで栄養素と欠乏のサインなどを見ていただければ、毎年栽培している野菜がどんな状態になるかで何の元素が欠乏している土壌なのかがわかってくるかもしれません。

もっと凝りたい場合はお金を払って土壌診断などを行えばどんな栄養素が不足しているのかがわかります。

またpH調整は、植物が快適に育つのに意外と重要です。強酸性土壌が多い日本では、植物が必要なリンが不溶化されてしまって吸収できないことが多いです。また、植物にとって最適なpHは種によるのですが弱酸性から中性の範囲とされています。

そのため、アルカリ性である苦土などで土壌を中和させてあげるという考え方です。

pHは測定する機器が割とお手頃に販売していますので、活用してもいいかもしれません。

 

以上が、家庭菜園における施肥のポイント。
これがわかるだけでも肥料選びが楽しくなるのではないでしょうか?

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