廃棄野菜を改善する可能性がある3つの方法!加工や直売で対処!

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家庭やレストランなどで出る生ごみの野菜。

しかし、やさが捨てられる現場と言うのはそこだけではないのです。

消費者が知らない廃棄野菜の世界・・・。

今回はそんな廃棄野菜の有効利用の方法をご紹介します。

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「余った野菜を大量処分する」ということは、なかなかできません。
しかし、畑に捨てられる、つまり出荷さえもさえれない野菜というのは、実は収穫量と同じくらい存在するのです。

「同じくらい」という表現しかできません。これは、畑で捨てられ、トラクターで畑にすきこまれたり、たい肥場に捨てられたりするため、厳密に測定することができないのですね。

加工場や、飲食店で出る「生ごみ」でさえ、環境省の統計で1,851 万トン、農林水産省の推計で2,315万トンとその数字は大きく異なってきます。笑
そんな中、畑で捨てられる野菜なんて測定不可能ですよね。

また、野菜や出荷先の条件などによって、この「廃棄野菜」の実情は変わってきます。

こちらの記事を読んでいただければ、もっと実情が分かるかと思うのですが、今回はそんな「廃棄野菜」を有効活用する3つの方法を紹介したいと思います。

直売

まずは直売所ですね。対面で売ったり、「直売」という名が付けば消費者の敷居も下がります。

スーパーで曲がったキュウリが売ってるのと、直売所で曲がったキュウリが売っているのでは感じ方が大きく違ってくるでしょう。
今回は、海外で大きく成功させた事例を紹介します。

 

フランス最大の食料品チェーン「Intermarche」

直売

スーパーで売られている野菜は、消費者が「見た目が悪い=品質も悪い」という固定観念を持っているという考えのもと、品質や外観を十分チェックしたものが並んでいます。

その壁は高く、実際は味が同じ野菜でも出荷ができないものが本当に多くあります。そうした「あまりよくない現状」を打開すべく動いたのがフランス最大の食料品チェーン「Intermarche」。

この大規模チェーン店が行ったプロジェクトと言うのが以下のようなものです。

廃棄処分になるはずだった野菜や果物を仕入れ、通常の3割引きで売ったのですね。ここまでならば、まあ誰でもできるのですが、このプロジェクトが工夫した点は、「形が悪くても味は変わらない」というアピールを行ったという点。

具体的には、この廃棄野菜を使用したジュースやスープを提供し、実際に味わってもらったそうです。

そういった取組から、2日間での1店舗での販売量は平均1.2トン以上にも及び、本来捨てるはずであった野菜を消費できたという点では大きく貢献できたものであると言えるかと思います。

お店に訪れた来客数も通常より24%も増加するという結果になり、やはり消費者もこうした取り組みには関心があるということが伺えます。

「食糧の無駄をなくそう」という大々的なアピールにもつながったようですね。こういった大きなチェーンを形成している食料品チェーンが、こういったことを行うのは大きな意味があるように感じますね。

http://grapee.jp/7760

 

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日本でも

日本でも多くのところに直売所はあります。
最近では、農協も力を入れている地域などもあり、一大マーケットとして今後も活躍が期待されています。

都心に近い所では二子玉川の「ファーマーズ・マーケット二子玉川」や阿佐ヶ谷の「ファームショップ『あぐり~ん』」などで行われ、直売所に力を入れることによって地域の活性化やなども望め、地方でも地下を入れて取り組み事例が増えてきています。

是非、活用して見て下さい。
そうすることで、市場への出荷の基準が低くなり、消費してもらえる野菜が増えるかもしれません。

 

 

 

加工

大量に有効活用するうえで欠かせないのが加工かと思います。そんな加工分野から二つの事例を紹介します。

 

野菜シート

野菜シート

これは、

ronnbunn

という論文を書かれた田村有香さんが考案されたもの。

katei

普通の紙として使用できるほか、食用としても活用できます。
水分を省くことで、日持ちもよくなり、保存食としての利用もできます。

  • 「産地での生産が必須であること(野菜なので日持ちがしないし輸送にコストがかけられない)」
  • 「大量に利用できる用途がないこと」
  • 「コストでは普通紙に到底対 抗できないこと」
  • 「シート状に加工する必然性,あるいは積極的な理由がないこと」

などの課題も上げていますが、フリーズドライなどの高度な技術と違い、低コストでどこにでも導入可能である点はかなり大きいかと思います。

各地に加工場を建造することで、大きく廃棄野菜の量が軽減できるかもしれません。野菜シートにしてしまえば輸送費も大きく削減できるため、世界の飢餓地域に発送も容易かもしれません。

 

おやさいクレヨン「ベジタボー」

クレヨン

これは自然物からできたクレヨン。

米ぬかというのは、食用として有効活用されている方もいらっしゃいますが、その多くが廃棄されてしまいます。このクレヨンの主成分と言うのがまさに米ぬかからとられた米油とライスワックスなのです。

そして、色づけは廃棄されるような野菜を利用しています。そのため、自然由来の色合いで非常に優しい色合いを表現できると話題になっています。

さすがに、「食べられる」ものではないのですが、自然の色合いが特徴的であり、安心安全が色濃く出た商品かと思います。

青い野菜が自然界にはほとんどないため、青いクレヨンはない・・・というのもまたおやさいクレヨンらしい感じがしますね。

http://tokyo-torisetsu.com/vegetabo.html

 

 

タダヤサイドットコム

最後に紹介したいのは、農家のアピールに廃棄野菜を活用している「タダヤサイドットコム」。

なんと野菜を無料で提供するというサイトなのですね。
定期的に、無料で受け取れる野菜の抽選が行われ、それが実際に手元に届くというシステムになっています。

しかし、送料は自己負担であるため、その送料を払うお金で地元のスーパーで買い物した方がいいという意見も聞こえてきそうですが。笑

 

色んな農家さんを知って、繋がりたいという思いを持っている人や、情報収集をしたいと感じている人にとってはなかなか面白いシステムになっています。

 

以上が、廃棄野菜を減少させるのに役立つ可能性がある方法3選です!
まあ、現状なかなか難しいところは否めません。

廃棄野菜を格安で売ることによって、じゃあ今度は正規品が売れなくなったぞ・・・なんていう懸念は必ず付きまといます。そもそも格安の野菜を市場に出したからと言って、消費者の野菜摂取量、野菜購入量が莫大に上がるというものでもないため、そのバランスは難しいのですね。

しかし、こういった動きがいろんなところで起きてくれば、可能性は広がりますよね!

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