天然起こる遺伝子組み換え!人工とは違うメカニズム!

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遺伝子組み換え
「天然」遺伝子組み換えは存在するという記事がネットで紹介されていますが、その真実は自然界で行われる現象を「遺伝子組み換えっぽく」紹介しているだけであり、事実を調べると拍子抜けな感じがしましたのでご紹介いたします。

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ちょっと語弊がありすぎるなあと感じたのが、最近発表された国際的な研究チームによって発見された自然のメカニズム。この研究者チームは、「PNAS」という誌上で発表したそうです。

発見されたというDNAは、T-DNAと呼ばれるもので、遺伝子導入に特化したアグロバクテリウムのプラスミドの一部です。このT-DNAを利用して植物の遺伝子組み換え作物は作られています。詳しくはこちらの記事を見ていただければわかるかと思います。

 

 

植物体内にこのT-DNAがあるということは、こうした遺伝子組み換え作物が作られる過程と同じような働きが行われているということが発見されたということ。そのため、「天然」でも遺伝子組み換えの作用は行われているという発表に至ったのです。

 

でも、こんな風に書いたら

天然で行われているんだから。人工で行った遺伝子組み換えとか、ちょー安全じゃね?

みたいなあおりを非常に強く感じます。笑

 

そもそもの論文自体がそのようなあおりを強く出しているもののようです。アメリカの情報操作・・・という印象を受けますなあ・・・。汗

どうしても遺伝子組み換えを肯定し、世界的に蔓延させたいのでしょう。

 

発表ではサツマイモにアグロバクテリウムのDNAが発見されたのですが、アグロバクテリウムがもともと寄生細菌であるため、宿主となる植物のゲノムにアグロバクテリウムのDNAが入り込むということは考えにくいことではないのです。

人にだって多くのウイルス感染の跡がゲノム上に残っていたりもするのです。

っていうかそういった生物的な特徴を考慮して遺伝子組み換えの技術にアグロバクテリウムを使用しているんだから、何をいまさら感が半端ないです。笑

 

 

そして、その天然で行われている遺伝子組み換えと、人工的な遺伝子組み換えの決定的な大きな違いは、「天然の遺伝子組み換え」ではアグロバクテリウムのDNAしか検知されていないという点。「人口の遺伝子組み換え」ではアグロバクテリウムのプラスミドに有用な遺伝子を組み込んだものをアグロバクテリウムに戻して植物にその遺伝子を組み込んでいきます。

 

つまり天然はアグロバクテリウムのDNAのみ。
人工はアグロバクテリウムのDNAにさらに別のDNAが組み込まれたモノ。

 

しかし、「遺伝子組み換え」と聞いて不安になる自然交配では手に入らない遺伝子配列を組み込むことで、どのような反応が起こるかわからない・・・という点では両者共通かなあという感じがします。

今回発表されたサツマイモは、長年人間が食べているものであるため、おそらく人体には無害なのでしょう。しかし、それがゆえに人工の遺伝子組み換えが有害でないという根拠にはまったくならないと言えるでしょう。

 

そこで出てくるのが、論文の著者の1人、ベルギーのゲント大学のリーフェ・ゲイセンさんのこのコメント。

「これは、遺伝子組み換えが自然においても起こるということを示しています。しかし、人間によってつくり出される遺伝子組み換え作物には、わたしたちのコントロールを外れているこの『自然の』遺伝子組み換え作物と違って、どのような特徴が植物に加わるかが正確にわかるという利点があります」

 

わたしたちはすでに自然の中で起きていることを、ただコピーしただけであり、もっというとどんな遺伝子コードを入れたのかが正確にわかるため、人工の遺伝子組み換えの方が安全であるということ。

 

これは確かに。笑

 

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しかし、根本的なことを言ってしまうと、遺伝子学というのは最近発達してきた学問であり、未解明な部分が圧倒的に多いということ。そういった技術を今わかっている理屈だけでここまで普及させてしまったというのが致命的な欠陥のように思うのですが・・・。笑

遺伝子組み換えについてはわかっていない点が多い為、リアルに実害が出ている問題は遺伝子組み換え作物と同時に販売され使用されている農薬の問題になります。もしかしたら遺伝子組み換え自体は安全なのかもしれないし、そうでないかもしれない。全く何も言えません。

 

 

しかし、今回紹介された天然の遺伝子組み換えであるアグロバクテリウムのT-DNAが植物に組み込まれたというのは、実質的にアグロバクテリウムが植物に遺伝子を組み込むことで、自分が生きて行けるような働きをさせるのが目的であるため、人体にとって害のような働きは見られないのですね。

そのため大丈夫。でも、何回も言いますがこのことから人工の遺伝子組み換えが大丈夫ということにはつながりません。

 

アグロバクテリウムようなウィルス細菌を利用して人の受精卵の遺伝子を組み換えるのは大丈夫・・・と言われて信じられますか?

「ちょっと人工的に遺伝子をプラスするけど細菌の遺伝子を組み込むってこと自体は、自然で起こってるから大丈夫大丈夫。受精卵いじりまーす。」

って言われても

「おいおいおい」

ってなりますよね。笑
なぜにこんな状態で遺伝子組み換え作物がこんなにも普及してしまったのか謎でしょうがない。笑

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