【秀明自然農法】連作にも耐える奇跡!自然の循環を重要視!

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秀明自然農法
秀明自然農法という農法をご存知でしょうか?
自然農法の一つと言われていますが、かなり有機農法に近い部類の農法と言えるでしょう。

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秀明自然農法とは、宗教家であり思想家である岡田茂吉さんが提唱したものです。そのため、秀明自然農法は宗教的なネットワークが形成させれており、ちょっととっつきにくかったり、否定的な意見が聞かれたりもしますが、行っていること自体は非常に素晴らしいですね。

成果を上げている農家もいるようですが、そこまで大々的な結果を出している農家は少なく、まだまだ秀明自然農法に取り組んでいる農家も少ない現状があります。

自然農法とは、一般的に不耕起、無農薬、無肥料、有機的なものさえ与えずに自然の力・生命の力のみで育てるという視点にいます。そのため、有機物さえも自然の循環には邪魔だという考え方なのですね。

その点、岡田さんが提唱する秀明自然農法は、「自然堆肥」と呼ばれるものを投与しているため、自然農法ではなく有機農法かもしれません。

まあ、「自然農法」自体があいまいな定義ですから・・・。汗

 

秀明自然農法でなにより大切なのこととして、自分の心を開き、清らかにして自然の声に耳を澄ませ、自然から学び、あらゆるものと心を通わせ合うこととされています。

 

一切を自然から学び、自然から教わる姿勢。

普通の農家や、消費者からはこうした思想的な部分が宗教的であり嫌煙される部分なのでしょうが。汗

 

 

自然堆肥

秀明自然農法の根幹ともいえる「自然堆肥」。
自然の循環を促進させ、自然本来の力で野菜を育てる意味でも活躍しています。
普通の「堆肥」とどこが違うか・・・?

一般的な堆肥は有機物を集めてそれを発酵させることで作りますが、秀明自然農法での堆肥は、

  • 野菜の値を抜かずにそのままにする
  • 除草として抜いた草はその場に置いておく

というものが主です。

 

あえてどこかで堆肥を発酵させたりすることは行わないようです。「自然農法」があいまいだから、中には別場所で作っている人もいるのかもしれませんが・・・。笑

 

根を抜かないでそのままにしておくのは、それ自体が有機物として土を肥やしてくれるからです。また、マメ科などの場合は根が根粒菌などの住処になるためあえて取り除くことをしません。

根は地上部よりも重要視する農家や研究者も多く、あの根でもって地上部の樹を支えています。生命力の供給の源であるため、土にとっても非常に大きな栄養源になるのかもしれません。

 

また、除草下草をその場に置くことで、自然と堆肥化されるという視点に立っています。これは自然農法ではよく言われていることですね。草を置くことで土を覆い次の草が生えてくるのを阻害する効果も期待されます。

 

こうして、その場にあるものを植物の肥やしにして生育を良くしようという考えですね。自然を循環させ。自然をそのまま自然のエネルギーに変えています。

自然農法を紹介するうえでよく引き合いに出せれるのが、山や森林。
肥料や農薬をまかなくても健全に立派に育っています。何百年もそのサイクルを続けているのに痩せていくことはないですよね。

そのため、そうした自然の環境を作り出すことが重要と考えられているのです。秀明自然農法はそうした自然の循環を目指しています。

 

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自家採取

そうした自然の循環は自家採取も重要なポイントです。

市販の種子はたいていの場合種子消毒が施され、自然が作り出す環境を乱してしまうということです。

自家採取を行っている農家は非常に少なくなっており、食を生産する農家は種子を販売している種苗会社がなくてはやっていけない時代に突入しています。それはつまり農家が生産した野菜を食べている我々も種苗会社に依存しているということ。

こうして自家採取をする取り組みはこれから科学技術が大きく伸びることが予想される社会においても、非常に重要なポイントになってくると思います。

 

土の記憶

こうした秀明自然農法の取り組みは、「土の記憶」を年々強固なものにしていくという重要な働きもあります。

種でいうと固定種というものですね。詳しくはこちらの記事を参照していただきたいのですが、毎年種を採って形質を固定して言った種は固定種と呼ばれます。

その固定種は、その土地で栽培を続けて選抜淘汰していくことで、その土地に合った素晴らしい野菜へと形質が固定されていくと言われています。

そうして土や種が記憶していく際に農薬や肥料、種子消毒などの読破邪魔になっていきます。そのため、自然の循環を重視し種子や土がどんどんななれ親しんでいく環境を作っていきます。

 

岡田茂吉師さんはそれを

「連作するほど、その圃場の土には、その作物を育むべき適応性が自然に醸成される」

と語っているそうです。
普通の農家の場合、連作は野菜の生育に障害をもたらすという印象しかありませんが、秀明自然農法ではむしろ連作を好んで行います。しかし、この農法をしっかり行い土づくりが成熟してから、と言われていますが。

 

 

その他の取り組み

秀明自然農法普及センターは、農法の普及だけではなく、他の取り組みにも力を注いでいます。

一つは食育。
栄養の偏りだけではなく、一家団欒で食事をすることの重要性も説き、欧米化した食生活から日本古来の米を中心とした食生活へ戻ることが大切であると考えています。

また、消費者が生産者から一定面積の水田を借り受け、米作りに参加する仕組みである「Myたんぼ」の活動も行っています。

これも非常に素晴らしいと感じます。田んぼに入る・・・という体験は個人的には一生の宝になるような気がしています。

裸足で入るあの感覚。ぬるっと気持ちいいんですよね。笑
今の子供にもあのような体験をして欲しいなあ・・・。

 

以上が秀明自然農法の紹介。

「奇跡のリンゴ」で注目を浴びた自然農法ですが、やはりまだまだ科学的分析を行いながら施肥設計を行う農法などと比べて信頼性は低いです。

これからどのようにその立場が変化していくのか・・・楽しみですし個人的にも研鑽を積んでいきたいと思います。

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