夏野菜No.1!明日葉(アシタバ)の栄養素と効能は?保存方法も!
明日葉・・・ご存知でしょうか?
その栄養価はバランスが良く、体にいい夏野菜として最も注目が熱い野菜です。
ご紹介します。
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明日葉
参照http://chiocciola.jp/ashitaba-kouka/
明日葉と、漢字で書かれたらちょっとわかりにくいですが、アシタバとカタカナで表記されたら、どこかで見たことあるような無いような・・・と少し親しみを感じるのではないでしょうか?
それもそのはず、あの青汁様に入っている野菜なのです。ケールとかと同じような扱いですね。
明日葉はセリ科に属しており、そのセリ科特有のほろ苦さや独特の癖をもっています。セリ科というと、セロリとか三つ葉が上げられます。ほろ苦さや独特の癖を持った野菜たちですよね。
「明日葉」という名前の由来は
夕方に積んでも明日には葉っぱが生えてくる
というところからだそうです。それほどまでに生命力が高く、さらに栄養価が高い野菜。注目されないはずがないのですね。笑
2015年6月23日に放送された「林修の今でしょ!講座」で体に良い夏野菜ランキングの1位に輝いたところからも、その注目度の高さは伺えるのではないでしょうか?
林先生たち出演陣は「ニンニク」が1位と踏んでいたそうですが、明日葉が1位に輝いたことですごく驚いていました。
夏野菜についての効能は、こちらの記事を参照ください。
こうしてランキングの1位に輝くほど注目を集めるのには、栄養価のバランスが良いなどの要因もありますが、何と言っても「カルコン」という成分が含まっているという要素が大きいでしょう。
カルコン
カルコンは、明日葉の茎などを切ると出てくる黄色い汁に含まれています。
ちょっとグロテスクですが。笑
実はこのカルコンを含んでいる野菜というのは、世界でも2,3種類ほどしかないと言われており、自然物としては非常に希少な成分なのです。
と、言っても明日葉の生育はそんなに難しくはないので、こういった有用で希少な成分を含んでいるというのはものすごい強みになりますね。
このカルコンは、根っこに葉や茎の約2倍も多く含まれているそうです。
さて、そんなカルコンですが、その効果を見ていきましょう。
- 血中の脂質やコレステロール抑制
- 血圧を下げる
- 白内障などの糖尿病による合併症の発症を防ぐ
- 骨粗しょう症予防
などが期待できるのです。
血中の脂質やコレステロールを抑制ということは、ダイエット効果が期待できます。体脂肪の蓄積を抑えてくれる働きがあります。
また、収縮した血管を広げる効果がカルコンにはあるため、血圧を下げる効果が期待されています。
さらに、糖尿病による合併症の予防にはソルビトールという物質の生成を抑制しなければいけないのですが、このソルビトールを生成する際に働くアルドース還元酵素の働きを阻害する効果がカルコンにはあるのです。
こうしたカルコン働きは、まだ研究の途上でありはっきりと判明している効果とは言えないですが、今後ますます有用な効果が期待できる野菜として注目を集めているのですね。
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栄養価
カルコンだけではなく、明日葉が含んでいる栄養素はバランスが良く高価です。
便秘予防や冷え性予防、むくみ対策などに効果的だと言われています。
明日葉には、人参やほうれん草などの2倍の食物繊維が含まれており、胃腸の働きが活性化され、便通が良くなります。さらにカリウムも多く含まれており利尿効果を高めてくれます。これによってむくみ解消でき血液の循環を高め冷え性も防ぐ効果が期待できます。
また。骨粗しょう症対策に期待できるビタミンK、貧血予防・疲労回復に役立つ鉄分や葉酸も豊富に含まれています。
保存方法
保存方法は一般的な野菜と同じで大丈夫です。
最善を尽くすには、湿った新聞紙にくるんで立てて冷蔵庫に入れるというものです。
縦に伸びようとする植物は、寝かされて保存されると上に伸びようとして余計なエネルギーを失ってしまうと言われています。そのため、寝かすと傷みが早くなる可能性が高いです。
冷蔵庫となるとなかなか立てて入れるスペースはないかもしれませんが。汗
また、明日葉はお湯で固茹でしたら冷まして冷凍庫に保存をすることもできます。
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