有機農法の最大のメリットは堆肥供給のアミノ態窒素にあり!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

有機農業
有機農業の最大の利点。
それは植物が窒素から炭水化物を生成し体内でエネルギーとして活用するのに、効率が良いという点かと思います。

あ、もちろん環境とか人体に悪影響が軽減される点もありますよ。笑

スポンサーリンク

 

有機農業

農業における「有機」という言葉はいつだって曖昧なもののような気がします。

何となく体にいいだろう・・・という予測から「有機」と付いた商品が売れ始め、何でもかんでも有機を使用したために、「有機JAS」という規格が出来上がり、それを満たして認定を受けていなければ商品に対して「有機」という表記は出来なくなりました。

これできれいすっきり「有機」に対しての整理は終わったと思うかもしれませんが、今でも現場では「有機」という言葉に対する曖昧な誤解はあるそうです。

それは有機JASの規定にはなくても、「人間が食べているものは安全だから何を使用しても大丈夫」なんていう考えから、食品などを防除に使用して見たりということがたまに起きているらしいですね。

 

まあ、蒔く側は確かに安全なのですが、それを食す場合は腐食などでどのような影響があるのかはわからないため、いい対処とは思えません。タバコを水に浸して、その水で防除を行う例もあったようで恐ろしい限りです。

また、有機JAS規定に則っているからと言って、それは農薬を蒔いていないという固定概念にとらわれていてはいけません。これも「有機」の落とし穴ですね。

最近では、有機農法の方がいくつかの項目において、環境に悪影響を与えているかもしれないという研究もおこなわれており、何だか「有機」に対する概念が変わってきそうな昨今です。

 

 

有機の利点

しかし、そういった揺らいできた有機の立場もありますが、これだけはおそらく有機の利点から外れないだろうと思うことがあります。

それが、「植物が栄養素を吸収するうえで有機の方が効率がいい」ということです。

窒素に対する固定概念が昔からありました。
それは植物は「無機態の窒素」しか吸収できないということ。これは当時の科学技術などの限界からそのような概念が蔓延したのかもしれませんが、ずっとそのように思われてきました。
そのため、有機肥料に含まれている「有機物」はタンパク質に分解され、そこからアミノ態の窒素、そして無機態の窒素へと変換されて植物が吸収していると思われていました。

無機態窒素

こうなると最初から無機態窒素を供給できる慣行農法の方が効率がいい気がしますよね。

しかし、最近の研究ではどうやら植物は有機態の窒素を吸収できるらしいことが分かったのです。
厳密にいうと、有機態窒素を吸収しやすい野菜とそうでない野菜があるようですが、これは有機農業の大きな利点となります。

 

スポンサーリンク



 

有機態窒素を吸収する利点

植物は無機態の窒素を取り込むと、そこから炭水化物と合成しアミノ酸を生成します。そして食味の向上や、エネルギー源としての糖などの物質を生成していくのですね。目まぐるしく化学変化が起こってそのように変化していくのですが、有機態窒素を吸収した場合は、その化学変化の過程を省くことが可能なのです。

有機態窒素

 

植物が成長の材料として使用する炭水化物を完備した窒素であるため、パッとこの図を見ただけでも理解できますよね。

また、植物における無機態窒素は何かと問題になっていました。それは植物が吸収する代表的な無機態窒素である「硝酸態窒素」が人体に取り込まれると、酸素欠乏を引き起こす可能性があるのです。

実際にその酸素欠乏が起こり、赤ちゃんがなくなった症例があるそうです。

また、この硝酸態窒素は人体内で発がん性物質に変化するのですね。そのため、度々問題視されていました。

 

有機農法では、有機態窒素を取り込むことにより、植物体内の硝酸態態窒素の減少も期待できます。硝酸態窒素などは、光合成によりアミノ酸へと変換されるため、日照量が少なくなる冬野菜、ニンジン、チンゲンサイ、ホウレンソウなどでは有機態窒素を積極的に吸収する動きが見られるそうです。

 

最初から先を見越してそのような機能が備わっているのですね。自然は神秘や・・・。

このような良質な有機態窒素の供給源として期待できるのがボカシ。

これが有機農法の最大の利点なのだ!(キリッ

Sponsor link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ